最近の失敗談。
当校は、『ECOM Cultures』(イーコムカルチャーズ)という学校向け、異文化授業サービスを行っているのですが、
学校に提案する国について、ロシアを候補として出してしまった件。
『ECOM Cultures』は、普段ニュースで話題になるけど、よく知らない国、
そうした国を知る、国際情勢に関心をもってもらうきっかけになれば、と思い、その年ごとに、候補となる国を3つくらい学校側に提案しています。
2023年は、
・ロシア: 言わずとしれた国際ニュースに流れる国
・フランス: 2024年にパリオリンピックがあり、これからメディア露出が増える国
・アメリカ: 世界の中心国であり、2024年大統領選挙。2026年にワールドカップ共同開催国など話題性が多い
これら3つの国を中心に勧めたところ、授業実施の直前、学校の大元の教育委員会の方から、ロシアはやめてほしいとNoがかかった。
今考えれば当たり前・・・。
子どもたちは、ロシアってどんな国やろー、と思って受けてくれたとしても、それを聞いた親御様からクレームが入るおそれがある。
一体なぜ、ロシア文化を学ばせるんだ。という声も大きいと思う・・・。
そもそも、ロシアに対する、世間の声を、自分は全然理解していなかった。
別に自分は共産主義思想というわけでもなく、単に、昔からクラシックバレエをやってきた経験から、ロシアバレエが大好きなのです。
そうしたフィルターが入っているせいか、
一般の人に比べ、知らず知らず、ロシアを贔屓目に見ていたのだと思います。
今なら、世の中の空気を読めず、バカな提案をしたものだと思う話です。
世の中にサービスを広めたいなら、世の中の空気を読めないと絶対にだめ。
自分の意見を絶対視して、タイパ重視で進めるのでなく、社内の意見をもっときちんと拾うべきだったと反省しています。