スカイプ終了に思う時代の変遷


Skypeが、2025年5月5日にその役割を終え、以後TEAMSへ統合していくことになりました。

ECOMは、約20年前、2005年2月にSkype英会話を、”世界初”、”日本初”として開始した元祖企業でした。
(Skype社の代表Vincentさんが当時、初を確認)

こうして、ECOMが世界初のスカイプ英会話をやりはじめて約4年後、

ECOMに体験入学してレッスン受講していた生徒のお一人の方が、レアジョブを創業し、同じSkype英会話をやり、市場はピークに向かってのぼっていきます(Second first)。

今回、そのスカイプが終了。

その前にあった”ICQ”(アイシーキュー)というコミュニケーションツールも、ロシア企業に買収された後、2024年にサービスを終了。

時代の流れをしみじみ感じます。

スカイプの敗因は、皆さん色々語っています。

ZOOMに比べて、

‐使いづらい

‐音質が悪い

‐スマホ対応に遅れた

‐インストールしないとだめ

など。

でも、正直、そこまで使い勝手は悪くないし、音質も悪くなく、実は、スマホ対応もすぐに行っていた。

インストールせずに、使える機能もすぐつけてくれた。

結局、みなさん、結構適当なことを言って、ZOOMがなんとなくいいという世間の空気づくりが、スカイプがZOOMに負けた原因だったと思います。

それ以外に、私が思うスカイプの失敗は、

マイクロソフトに買われた ということ。

マイクロソフトは、TEAMSを既にもっていて、法人、個人ともに展開していました。

そこにスカイプをもってきても被るだけ。

あきらかに、競合つぶしのような意味合いで、買収したように映っていました。

なので、買収後、ほとんど投資をせず、力を入れなかったため、サービス終了は、数年前から必然だったように思えます。

スカイプに限らず、AIによってこれから業界の新陳代謝が色々起きてくる予感がします。

ECOMでも、次のように移行が進んでいます。

・デザイン制作→ Chat GPT, Canva

・Adobeによるデザイン編集 → Canva

・Adobeによる動画編集 → Canva

・Memo帳 → Notion

・音声収録:ネイティブの先生 → Open AI. FM

・教材作成: Chat GPT & Gemini

・アプリ生成:Gemini(Google AI Studio)

・海外でのクレカ利用 → WISE

など

今後も、次の時代を見据えて、一歩先行く、新しいEdTechサービスを作り上げていけるようにしたいと思います。


About 成田 勝行

株式会社イーコミュニケーション代表取締役社長。 慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒業後、世界最大のコンサルティング会社Accentureに新卒入社。退社後、暫くダンス活動(Ballet, Jazz, Hiphop, House, Break'in)に専念。イーコミュニケーション創業。 趣味は、経済ウォッチングと言語習得。 踊れて、経済が語れる、経営者という領域で、世界一を密かに目指す。

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