顧客の声の裏側をよむ


最近、学校教育サービスに、政府、現場と関わることが多くなり、下記記事を寄稿しました。

多忙解消のため、学校現場の民営化・省力化を政府は進めていっているけど、教育カテゴリの本丸、授業だけは民営化・省力化は、先生、内心モヤッとしていますよ、という話です。

政府資料などでも、アンケートで、先生に、

「多忙が解消されることはどう思いますか?」

と聞かれれば、誰だって歓迎すると答えます。

周辺周りの雑務を解消するため、民間サービスを利用するのはいいと思うのですが、

授業本丸は、丸受けではなく、先生と協力して授業をしていきたいです。

その方が、我々民間事業者にとっても学ぶことが多いのでうれしいです。

マーケティングの有名な話に、マックの話があります。

アンケートでは、健康思考です。ヘルシーマックを希望します という結果なのに、

売れるのは、ヘビーな、重めのマック・・・。

学校現場と接していて、先生方の自分たちの教え子への責任、誰よりも子どもたちを理解している、という自負から、たとえ省力化を希望していても、実際、業者がピンチヒッターをやって、授業を代打されるのはモヤッとする。

そんな気持ちを現場で感じた次第でした。

定量・定性の両面で観測しながら、サービス方針の舵をとっていきたいと思いました。


About 成田 勝行

株式会社イーコミュニケーション代表取締役社長。 慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒業後、世界最大のコンサルティング会社Accentureに新卒入社。退社後、暫くダンス活動(Ballet, Jazz, Hiphop, House, Break'in)に専念。2005年イーコミュニケーション創業。 趣味は、経済ウォッチングと言語習得。 踊れて、経済が語れる、経営者という領域で、世界一を密かに目指す。

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