性善説、性悪説を、孟子と荀子が説いていましたが、今回それについて議論しないです。
言いたいのは、toC (対個人顧客)ビジネスには、”性怠説”を常に頭の片隅においておこう、ということです。
サービスを届けたい相手は、基本的に、怠惰で、怠け者である
ということ。

私達サービス事業者が、いくらよいサービス、製品を作っても、
それがめんどくさかったり、分かりづらかったりしたら、利用してくれない。
それより、価値がなさそうな別のサービス、製品でも、ラクして見返りが求められそうと感じれば、そちらに流れていってしまう。
語学学習なんて、その最たるものだと思います。
巷では、生成AI万能説が言われています。
しかし、利用者は、基本怠惰と考えていいので、
生成AIを使って、学習コンテンツを作ろう、AI家庭教師にチューニングしよう、などと時間や手間のかかることを、やりたがらないです。
ですので、代わりに、私達のような学校、企業が、生成AIを使った新しい学習価値や、学習コンテンツ、方法を提案していってあげることに価値がでてくると考えています。