片付けの、ビジネスにおける重要性


昨年から、

『片付け』にハマって、続けています。

実を言うと、

恥ずかしいですが、今まで、結構デスク上や、デスク周りが散らかっていました。

散らかっていても、モノが取りやすいからいいじゃないの?

実用性重視

という感じで・・・。

今まで、片付けを学んだことはある?

しかし、一方で、対称的なのが、

自分のパソコンの中身は、綺麗に片付いていて、

フォルダは階層構造でつながり、不要なファイルも、デスクトップにおかず、

TMPフォルダに入れ、定期的に、削除や、フォルダ移動。

Google バックアップ。

そして、パソコン自体も、

こまめに、デスクトップPCの蓋をあけ、

定期的にほこりとり、機器の清掃。メンテナンス、

と、常にキレイな状態を心がけていました・・・。

うーーん。

理由はなぜなのか?

男性、女性によくある、あるあるなのでしょうか?

私はその理由の1つが、教育なのかなと考えました。

と言いますのも、

私が、パソコンを触り始めた当初(Winではなく、Unixでしたが)、

大学の情報処理授業で、ファイルやパソコンの片付けについて、

ディレクトリの階層構造も含めて、きちんと学んでいたからでした。

容量の限られた時代、

きれいにしておかないと、作業に支障が発生したり、

何かでパソコンがトラブルと、損害が半端ないので、メンテナンスの重要性を重くとらえていた。

要するに、必要性をきちんと感じていたから、パソコン内の片付けを当初から継続できたのです。

一方で、リアルな空間の片付けについては、

小中学校で、掃除を習ったくらい。

ただ、厳密には、

『掃除』と『片付け』は似て異なるもの

(掃除̚≒片付け)。

親も、モノをためておく感じで、片付けをしっかりしていたようには思えない。

リアルの世界の片付け、について、これといって習う機会がなく、過ごしてきたのでした。

片付けが、ビジネスを加速させる

そんな時、顧問税理士の方から、事務所で、ビジネスにつながる片付け士の講演会のお知らせを受け取り、それに出席してみました。

小松さんという男性の方です。

男性らしく、論理的に話しをされ、私にとって、大変わかりやすかったです。

私がよいと思った点としては、

・片付けができていないことで、モノ探しへの時間損失が多大。

・不要なモノがあることで、高価なオフィススペースを占有している。

その不要なモノをあぶりだすために、片付けは必要。

・片付けにより、オフィスの雰囲気がよくなる(割れ窓理論)

など、

確かに、人件費やオフィス代を考えると、

ビジネスの現場で、整理整頓、片付けができていないことによる、時間的、場所的損失は、かなり大きいな。と。

片付け過ぎもどうか

こうして「片付け」に興味をもって、

片付け界の大御所、伝道師、近藤麻理恵さんの本を読み、ネットフリックスのドラマも全部見てみました。

基本、男性片付け士の小松さんと被ることはありますが、

それにプラスして、

・モノにときめきを感じる。

・モノに敬意を払う、

・モノに自分に、感謝して捨てるといった、

日本独特の八百万の神の精神性がコンマリ流の大きな特徴に感じました。

日本人として、文化としてもっているものを、海外に発信されていて、素晴らしいと思いました。

またアプローチが女性的で、勉強になること多数でした。

https://youtube.com/watch?v=WvyeapVBLWY%3Ffeature%3Doembed

ただ、

納得いかない(相容れない)部分も当然あり、

例えば、備品(ストック)を極力持たない、という部分。

ティッシュやトイレットペーパーなど、場所を取るものは、

切れたら購入する、を原則に、ストックしない。

というもの。

しかし、足りなくなる度に、アマゾンなどを開いて発注かけるのも時間がもったいないし。

今回のようなコロナや、別の時に、震災が起きた時、

ヘンな噂から、買いたくても買えない状況も起きるわけで、

ある程度のストックは、利便性を考えた上で、場所をとること覚悟で、置いておく必要があるなぁと思いました。

モノは少なければ少ないほどいい。というミニマリストがもてはやされていますが、まあそこそこはモノを常備していく、中庸くらいが一番いいのではと思い。自分なりの片付けスタイルをたてて、仕事にプライベートに取り組んでいます。

1年以上、片付けを継続しているので、多分、習慣化できたと思います。ありがとう、コンマリ。小松易様。


About 成田 勝行

株式会社イーコミュニケーション代表取締役社長。 慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒業後、世界最大のコンサルティング会社Accentureに新卒入社。退社後、暫くダンス活動(Ballet, Jazz, Hiphop, House, Break'in)に専念。2005年イーコミュニケーション創業。 趣味は、経済ウォッチングと言語習得。 踊れて、経済が語れる、経営者という領域で、世界一を密かに目指す。

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